「本を借りる」と「本を買う」
自由になるお金が今よりあった頃は、
書店で本を買うのが好きでした。
本自体ももう少しお安かったような気がしますね。
今はハードカバーだと3,000円近いものもあったりして驚きます。
なので新聞の書評などで読みたい新刊本が出てくると、
①基本的には図書館で予約する
②予約待ちが膨大な時は新品を買って読んで、すぐ(高く売れる間に)フリマアプリで売る
というマイルールがあるのですが、
一方で発刊されて年数が経つと、
フリマアプリで「キレイな状態の本が安く」手に入ることが多いです。
個人の方が手放されるんでしょうね。
2冊あわせて送料込み550円で買ったのは、
小川糸さんの『つるかめ助産院』
白石一文さんの『ほかならぬ人へ』
特に白石一文さんの方は、心に衝撃を受けるような作品でした。
愛する人が亡くなったりいなくなったりと哀しい結末ばかりなのですが、
人生でそれほどまでに愛せる人に巡り合えるのは幸せなこと。
恋はハッピーエンドがベストかもしれませんが、
「結果的に別れることになったけど出逢えてよかった」
と思える幸せのカタチもありだと思います。