『平場の月』と七福温泉
前から読みたかった、
朝倉かすみさんの『平場の月』
幼馴染の男女が50歳を過ぎて再会。
両親に愛された記憶の薄い須藤(女性)は若さだけでなく、家庭も健康も経済力も失う。
そんなありのままの須藤をまるごと愛おしむ青砥(男性)。
ふたりは何故別れなければならなかったのか?
解釈は人により様々だと思いますが…
少女の頃から強く生きることを“訓練”してきたという須藤は他人に依りかかる術を学べないまま歳を重ねたのか、
自分は幸せになれるはずがない、
幸せになってはいけないと須藤が思い込んでいたのか、
手が届くところにある幸せさえも、
つかみ損ねる須藤の不器用さのようなものを感じ、
何とも言えない読後感でした。
夕食後に出掛けたのは
“七福温泉”という銭湯。
50年以上も前から営業しているというだけあって外観内観共に昭和感満載。
スチームサウナや水風呂、圧注浴(強い勢いのジェット風呂)を繰り返し楽しみ、
入浴料410円、ドライヤー20円、マッサージチェアー20円で予想以上の満足感☺️
自転車での帰り道、
夜風がどんなに気持ちよかったか、
クセになりそう!
今日の3食:
朝:味噌おじや、ギリシャヨーグルトとバナナ
昼:冷やしうどん、フィッシュカツ
夕:巻けなかったネギトロ巻き、昨晩のししゃも