奈良の高校球児
7月末、甲子園出場の夢をかけた奈良大会決勝。
天理VS生駒。
しかし生駒は前日にコロナクラスターが発生して、投手は公式戦初登板の1年生。
慣れないポジションで守備につく選手もいて、なんとメンバー変更は12名。
余裕で勝てるよね、天理高校。
9回表2死、0-21。
守る天理の主将がタイムを取り、みんなに言った。
「集まって喜ばないで、すぐに整列しよう。」
相手校への思いやり…
まだ高校3年生だというのに。
勝利至上主義になってもおかしくない世界で、
対戦相手を慮りすぐに行動にうつす。
その振る舞いに生駒の保護者が心を打たれた。
(甲子園での勝利を願う)横断幕を作って天理に届けたらしい。
生駒の選手は甲子園で天理を応援し、
両校は2学期に3年生を交えて試合をすることに。
そんなふうに優しさが行ったり来たり…
それにしても天理の主将、立派です。
甲子園で天理は負けたけれど、
勝利以上に大事なものを持っていると思いました。
さて今日読み終えたのは、羽田圭介『Phantom』
年収200万円台の若い女性が、
年収分の配当金を生みだすための資産を形成しようと投資に励む。
信仰宗教にのめり込む恋人を救出するために300万円をつぎ込んだことから、
その過程でお金と人生における価値についていろいろと考える。
おもしろかったー、今日も一気読みでした。
そして今日のおやつは桃でした。
夕方のスーパーで定価1,100円越えのパックが400円少しになっていて迷わずGET。
ジャム用で売っていたけど、そのままでじゅうぶんおいしい。
口福を頂きました。