Jタンポポの質素な生活

贅沢しないでも心を満たす暮らしを目指したい。

家具屋のZOOさん

ごはんを食べる、お茶を楽しむ。

新聞を読む、書き物をする。


それからポータブルプレーヤーでDVDを観たり、

英語の勉強もここでする。


家にいる時間の多くを、

ダイニングテーブルに座って過ごす。



ダイニングテーブルは、

このマンションに越してきて荷物が落ち着いた頃、

大阪府門真市にある、

小さな家具屋さん“ZOO”で作ってもらいました。


既製品は扱わず、

すべておひとりで、

無垢材を使っての一点一点手作り。


ZOOさんとの出逢いは…


ワタシはインテリア雑誌を見るのが大好きで、


でも紹介されているものはどれも立派すぎて、

ほとんど手が届かないとわかっていても、

ただ見ているだけで楽しい。


そしてそれらの雑誌の中で、

「この家具好きだなー」と感じるのは、

大体いつもZOOさんの家具だと、

ふと気付きました。


門真市っておんなじ大阪府内。

だからいつか訪ねてみたいと思っていたのです。


ある日、ZOOさんの最寄駅のふたつ隣の駅に行く用事があったので、

帰り道に電話をかけて、

ショールームが開いていたら今から見せてもらえないか⁈

と問い合わせたら🆗とのこと。


続けて駅からのルートを尋ねると、

「車で迎えに行くよ」とのまさかのお返事。

親戚のおっちゃんと話しているような錯覚に💦


そして仕事用と思われるワンボックスに揺られた先で、

ショールームと工房を案内してして頂き、

丁寧な説明を受けました。


後日図面と見積もりが送られてきて


少しお値段は張りましたがオーダーすることに(エィッ!と気合を入れて😅)。


再訪して、

椅子の座面に貼る生地を選ぶのは工房の作業台で。

ワタシが真剣にカタログをめくっている間、

少し離れたところで家具の製作をされていました。


途中コーヒーを紙コップで出して下さって、

おそらく作業の合間に御自身も飲んでおられるものだと思われますが、

そのラフなコーヒーがとてもおいしかったなー(^-^)

どこの豆か聞いておくんだった💦


テーブルの樹種はウォールナット。


比較的厚みのある板を天板に使っているけれど、

軽やかに見えるように四辺を削ってもらっています。


 


椅子はZOOさんの展示会の写真を見て一目惚れ。

神戸の御自宅(Ms建築設計事務所による注文住宅だそう)で開かれた家具展示会。

上の写真手前から1番目と4番目がオーダーしたものと同じデザイン。



我が家の椅子は座面がグレーと濃紺。

こちらもウォールナットで作ってもらった。

すぐ上の写真のデザインは、

試作品として作ったところ、

あんまり手間がかかるので売り物にするのはやめた、とおっしゃる(涙)


そこを1脚だけでいいから作ってほしい、とお願いしたものです。

繊細な脚や、

エッジのきいた部分と丸みを帯びた部分の組み合わせがなんともお気に入り。


※今回ブログの記事にするため、

久しぶりにZOOさんのホームページを訪れたら、

今は正規に受注されているようです。


ちなみにテーブル、椅子共にウレタン塗装ではなく、オイル仕上げ。

柔らかな手触りが気持ちいい。


定期的に蜜蝋ワックスでお手入れします。


人生で最後のダイニングテーブルになるはず。

大事にしようと思えるものに出逢えてよかった(^-^)



今日の3食:

朝:ミートソースのピザトースト、ゆで卵、柿

昼:ネギトロ(酢飯で)、きんぴられんこん、

夕:焼きうどん、黒枝豆の豆腐、赤玉ねぎのマリネ、みかん