読書『潮騒はるか』
予定していたのは、
朝:お気に入りのパン屋(片道自転車で15分)で出来立てのサンドイッチを買って、家で美味しい珈琲と共にブレックファースト。
→やめた
夕:魚の美味しいスーパー(片道自転車で15分)で夕食用の新鮮な魚を買う。
→やめた
コロナが心配と言うよりは、
暑すぎてマスクをつけての外出がもう億劫。
今日は家でエアコンや24時間換気のフィルターを洗ったり、
骨付き鶏モモ肉と野菜を煮込んだり(カレーライスやカレーうどんにするつもり)。
家に籠もって過ごしました。
図書館で借りていたのは
幕末の医学に携わる若い夫婦とそのまわりの人間模様。
そのうちのひとり、医師の娘で若く美しい佐奈。
嫁いだ先で夫に裏切られ、
夫は己の出世のために佐奈を上役に差し出す。
乱暴された佐奈は上役の子供を身籠ったうえに夫毒殺の疑いをかけられる。
何も言わず福岡から長崎へ身重の体で逃げていく佐奈。
ラストでその真意が明かされる。
佐奈は15歳の時海で溺れ、平野次郎国臣に救助されていた。
介抱されるうちに恋心を抱くが、女子が意のままに結婚できる時代ではない。
この子の父親が次郎ならどんなに嬉しかっただろう。
たとえ乱暴されたうえでの子供であったとしても、
産声をあげてすぐに抱っこしてもらった殿方が父親なのだ、
と考え次郎に逢うため長崎を目指したのだった。
そう思うことでしか生きることができなかったのだろう。
その後佐奈は名前を変えて助産医となり、
次郎は真実を知った上で子に名前をつけ、
別の地で37歳で処刑される。
身も心もぼろぼろになった佐奈が次郎に向ける想いが、熱いと言うよりは痛みを感じさせるのでした。
今日の3食:
朝:スダチうどん、きゅうりとモズクの和え物
昼:チキンカレー
夕:ツナと玉ねぎの和風スパゲティ