温かい気持ちになった映画と読書、それから山上容疑者
今日の映画350は『ドリーム・ホース』
観てよかった^_^
村人たちが共同で馬主になり夢を追う。
実話なんだそうです。
いろいろあるけれど、最後はハッピーで笑顔になれる映画でした。
それから読み終えたのは、東野圭吾さんの『希望の糸』
家族の絆って血のつながりだけじゃないよね、
一緒に暮らす時間の長さだけでもないよね、
と考えさせられました。
こちらも温かい読後感でした。
こんな映画や読書の後、ふと思うのは山上容疑者のことです。
幼い時から「あたたかさ」とは無縁に暮らしてきたのではないかと思うのです。
犯した罪は許されることではないし、
安倍元首相の無念や、昭恵夫人の悲しみを思えばこんな発言をすることはどうなのかと逡巡しつつ…
単なる同情ではなくて、切ないというか。
「更正したら大学に行きたい」と接見者に話したそうですね。
服役を終えたら60歳、いや70歳近くになっているかもしれないのに、
そんなに大学に行きたかったのかと胸を衝かれるようでした。
もし同じことを自分の息子が言ったら、慟哭すると思います。
被害者にとっても加害者にとっても哀しい事件でした。