辰巳芳子さんのレシピ、「玄米スープ」を今朝作りました。

玄米を洗って30分水につけ、ザルにあげて6時間乾かす。

フライパンで30分空炒りして冷ます。

梅干しと昆布とお水を入れて炊き、お粥になったら濾してスープを取る。

実家の母のために昨晩から下準備していました。

辰巳芳子さんはこのスープを作るとき、病む人のことを思う祈りの時間だとおっしゃいました。

「祈りの時間」であると共に、私にとっては十分な親孝行ができなかったことへの「赦しを求める時間」であったかもしれません。

いろいろ考えて思って…

入院中でしたが先週金曜日に退院しました。

このままではコロナ禍で面会できないし、治療法も尽きたからと、主治医が自宅へ帰ることを勧めて下さったのです。

食欲はなくても水分は取れていたので、玄米スープなら滋養があって栄養もあって…と思ったのです。

でも急変しました。

話すことも難しくなり、苦痛をとってやることしかできません。それも十分はできていない。

覚悟はできているつもりでしたが、言葉になりません。